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監査役会長ヴォルフガング・ポルシェが75歳の誕生日を迎える

ドイツ. ポルシェAG（本社：ドイツ、シュトゥットガルト 社長：オリバー・ブルーメ）およびポルシェ オートモービルホールディングSE両社の監査役会会長を務めるヴォルフガング・ポルシェが2018年5月10日に75歳の誕生日を迎えます。フェリー・ポルシェとドロテア・ポルシェ夫人との間の末の息子としてシュトゥットガルトで生まれたヴォルフガング・ポルシェは、1978年以来、40年にわたってポルシェの監査役会会長職を務めてきました。

ポルシェAGの取締役会会長のオリバー・ブルーメは、監査役会会長に敬意を表して次のように述べました。「ヴォルフガング・ポルシェは、名前に当社のブランド名を冠しているだけでなく、人々にとって彼はまさにポルシェを象徴する人物です。必要な時にはいつも彼がいました。好況時にも不況時にも、忠実にポルシェに寄り添ってきました。ポルシェへの忠誠心を持つ彼を、皆が賞賛し尊敬しています。」

過去数十年にわたり、ヴォルフガング・ポルシェは、当社の重要な役割を果たしてきました。1992年のポルシェAGの戦略的な再編と再建、ボクスター、カイエン、パナメーラ、マカン、および未来のエレクトリックスポーツカーであるミッションEなど、新しいモデルとシリーズを含む製品ポートフォリオの拡大、そして2005年のフォルクスワーゲンAGへの投資が挙げられます。現在、ポルシェSEはフォルクスワーゲンAGの普通株式の52.2％を保有し、大株主となっています。

ヴォルフガング・ポルシェは、父フェリーと祖父フェルディナンドの仕事を受け継ぎ、ファミリーメンバーの利益のバランスを取って結束することが主な役割だと考えてきました。現在もそのように考えています。

ヴォルフガング・ポルシェは1943年5月10日にシュトゥットガルトで生まれました。6歳半ばまでの期間を、オーストリアのツェルアムゼーにあった祖父のフェルディナンド・ポルシェの地所である「シュットグート」で過ごしました。一家と会社がシュトゥットガルトに戻ったのは、1950年のことです。ヴォルフガングは1965年にアビツール（大学入学資格）を取得し、金属加工職人としての試験にも合格、その後、ウィーン経済経営大学で経営学の学位を取得し、1973年には国際経営学の博士号を授けられています。

ヴォルフガング・ポルシェは、実業家としての第一歩を独立した起業家として踏み出します。彼が興した会社JAMOTOは、ヤマハ製オートバイのオーストリアとハンガリーにおける総輸入元でした。1976年に彼はドイツに戻り、ダイムラーベンツAG（シュトゥットガルト）に入社、ドイツ国内外の各地でセールスマネジャーとして勤務しました。1978年にポルシェAGの監査役会メンバーに指名され、父のフェリー・ポルシェをサポートしました。

1998年の父フェリー・ポルシェの死後、彼はポルシェ家のスポークスマンに選出されました。2007年1月にポルシェAGの監査役会会長を引き継ぎました。また2007年6月、ポルシェ オートモービルホールディングSEの設立と同時に、その監査役会会長に就任します。さらに2008年4月24日付けでフォルクスワーゲンAGの監査役会メンバーに、2012年5月10日付けでインゴルシュタットのアウディAGの監査役会メンバーに就任しました。

4人の子供と4人の孫をもつヴォルフガングは、ザルツブルクと、一族から受け継いだ「シュットグート」があるツェルアムゼーの間を往復する生活をしています。「シュットグート」で彼は、アルプス有機農場を経営し、約200頭の牛を飼育しています。スポーツカーに対する情熱は、若いころから彼の生活の中心部分を占めてきました。この数十年間、ポルシェのビンテージカー収集に励み、彼は収集した車を日常でも使用しています。

＜本件に関する読者からのお問い合わせ先＞
ポルシェ カスタマーケアセンター ０１２０－８４６－９１１
ポルシェ ホームページ https://www.porsche.com/japan/

2018/5/10